前立腺がんの治療の方法はたくさんあります。
その中のどれを選択するかと言ったことを判断する時にその指標となるものがグリーソンスコアーと呼ばれるものです。
この指標について紹介しましょう。
このグリーソンスコアーは前立腺がんの悪性度を表す数字です。
前立腺の細胞を採取して検査した結果からスコアーが付けられます。
がん細胞を顕微鏡で観察してみると、細胞の配列形式に差があることがわかっています。
全体を見て、最も面積が多い組織ゾーンのグレードと、2番目のグレードを合計したものがこのスコアーということになります。
数字としては2から10までになります。
この数字が大きいと悪性度が高いということになります。
一般的ながんの悪性度を判断する時には細胞の核の面積が基準とされていますが、このグリーソンスコアーの場合は細胞の並び方を見ています。
ばらばらに並んでいるほど悪性度が高いという評価になるのです。
正常な細胞であれば、整然と並んでいるのですががん細胞の場合は不規則な並びになるということなのです。
グリーソンスコアーの数字によって、治療方法の選択の幅が変わってきます。
悪性度が高ければ、それに応じた強力な治療方法が必要になるということなのです。
この数字は医者の間だけではなく患者にもよく知られています。
その数字ががんの症状を表すのに、わかりやすいということなのでしょう。
また、治療の選択の際の基準として合理性があるということなのでしょう。
あなたがいつか前立腺がんになった時にはこのスコアーを覚えておくとよいでしょう。